ちょいキモ系 iMessageステッカー『リアル絵文字』をリリース!初Swiftとアプリ内課金に挑戦!

1/10/2017 Leo Rivas(リオ・リーバス) 0 Comments


新年あけましておめでとうございます。

昨年は日本、スペイン、オランダ、と転々と移動を繰り返しながら最終的にまたカナダのモントリオールに戻るという相変わらずバタバタ落ち着きの無い一年でしたが、懲りずに今年も色々と新しい事にチャレンジしていこうと思います!

2016年の後半はカナダを拠点に起業へ向けて頑張っていましたが、流石は北米と言いますか、年末のホリデーシーズンに突入すると周りがまったく仕事しないモードに入るので、色々と進めたくても進められなくなり、新事業の方は一時停止状態。

せっかくの機会だからと前半はまったりクリスマスビデオなんか作ったりしながら過ごしていました。


ただ、新年を迎えたあたりから、何もしていないのもウズウズしはじめて、何か一週間くらいでサクっと作れるプロジェクトを模索しはじめました。
アプリだと何も構想も無い段階から一週間で仕上げるのは厳しいと思い、去年、ちょっと良い感じでダウンロードされたiMessage用のステッカーを作ってみる事に!

ステッカーを作ろうと思いたってからアイディアが決まるまでに2日。色々と紙にスケッチとかしながら面白そうなアイディアを思いつきました。

そこから実際のステッカー用の絵を仕上げるのに2日。
今回は全部で15枚と、比較的少なめですが、それなりにインパクトのある物を揃えました。

さて、本来であれば "単純なステッカー” としてリリースする分には、
ほぼドラッグ&ドロップで済む単純作業なので、1時間もあればアップルの審査に出せてしまうのですが、
今回はこれまでの失敗を元に、新たな手法に挑戦してみました。

まず、簡単に説明すると、単純なステッカーを作るのはプログラムを一切書く必要もなく、非常に楽というメリットがあるのですが、欠点としては「有料」か「無料」で配信する2択しか選べません。
その他に、一度ただのステッカーとしてリリースしたものは、あとからアップデートで「アプリ」を付け足したりする自由がなくなります。(参照

これの何が問題かというと、有料であろうと無料であろうと、アプリがそれなりにヒットしても次の(もしくは自分の他の)作品に繋げる手段がありません。もちろん、App Storeからその作者の他の作品を辿っていく事はできるのですが、そこまでして他の作品を見つけてくれる人は本当にマレです。
例として、無料で12万ダウンロードされた「犬のステッカー」そのものは有料にしてからもそこそこ売れていますが、同時にリリースした「クマのステッカー」は無料にしてもほとんどダウンロードに繋がりませんでした。この事から、よほど作者としての知名度が高かったりしない限り、何らかの手法でユーザーを誘導しなければ作品から作品に繋げていく事が難しい事が判明しました。
ただ、もともとステッカーは人から人へメッセージでどんどん広がりやすい性質は持っている為、ヒットに繋がる大きなポテンシャルは秘めています。そこに更に一歩踏み込んで一つの作品で完結させない手法さえ取り込めば、「新作がまったくダウンロードされずに埋もれる」ような自体を回避できるはずです。

そこで、今回の大きなテーマは「アプリ内課金」の導入と、「他の作品への誘導リンク」の埋め込みでした。
実を言うと過去のアプリですらアプリ内課金なんて導入した事がなかったので、この作業に一番時間がかかりました。さらに今回ははじめてプログラム言語をObjective-CではなくSwiftを使ってみたので、更にハードルは高まりましたが、それでも何とか3日で仕上げる事ができました。当初の目標通り、合計一週間という短い期間で一つの作品を形にする事ができたので、今年は良いスタートを切る事ができたと思います。

作品について少し説明すると、ホントくだらなくて申し訳ありませんが、従来の「絵文字」が謎の進化を遂げて「リアル絵文字」という不思議な生命体に変化したという設定です。まあ、早い話、リアル調の気持ち悪い絵文字です(笑)
ネタとして使ってやってください!6枚は無料で、残り9枚は課金になりますが、沢山ダウンロードされて人気が出れば、少しづつアップデートで増やしていきたいと思ってます!

ダウンロードは>>こちら<<から

そんなわけで2017年の初仕事は新作iMessageステッカーとなりましたが、今年は他にも色々と新しい事にチャレンジしていく予定なので、楽しみにしていてください!

今年もどうぞよろしくお願いします(^^)/

リオ・リーバス(@StudioLoupe

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