目指せスタンプ界のピコ太郎!クリエイターがLINEスタンプよりもiMessageステッカーで勝負するべき理由!

1/18/2017 Leo Rivas(リオ・リーバス) 0 Comments


昨年公開されたiOS 10からクリエイターが自由にiMessage用のステッカーやメッセージアプリを作れるようになりました。これまでLINEやFacebook Messengerなどのサードパーティー製のメッセンジャーアプリの方が機能が豊富だった事もあり、純正メッセージアプリよりも人気が高まっていましたが、ここにきてAppleが純正のメッセージアプリに力を入れてきた事に注目が集まっています。
2014年、LINE Creators Marketが一般のクリエイターのステッカー販売をオープンにした事が話題になり、今でも多くのクエイタイーがLINEスタンプを作り続けているようですが、今勝負すべきマーケットはiMessageステッカーだと思っています。

今日はその理由をいくつか紹介します。

【ユーザー数は10億人!?】

日本ではそこまで盛り上がっていないiMessageステッカーですが、アップルによるとiMessageアプリは:

・iOS端末で一番使われているアプリで
・毎秒20万回もの送受信が行われている

とのことです。

iPhoneのアクティブユーザーは全世界で10億人なので、その中のどれだけのユーザーがiMessageを実際に使っているかの公式データはないものの、iMessageはiPhoneに最初からインストールされているアプリなので、少なくとも10億人がいつでも使える状態のアプリであることは間違いありません。

世界一のユーザー数を誇るFacebook Messengerのアクティブユーザーが9億人らしいので、メッセンジャーアプリとしての普及率で言えば世界トップレベルという事になります。
そもそも、電話番号さえ知っていればSMSとしてAndroidユーザーともテキストメッセージのやり取りが出来るので、(iOS同士でなければ全ての機能は使えないものの)実はiOSユーザーに限定されていないのも強みの一つです。

日本に限っていえばLINEの方がメッセージアプリとしてまだまだ人気なのでしょうが、世界を意識して作品を発信する事に焦点を当てた場合、iMessageステッカーに力を入れる事の重要性が見えてくると思います。

ピコ太郎さんのPPAPが世界で旋風を巻き起こしたのはYouTubeだったからであって、日本市場に限定したニコニコ動画では同じ現象が起きようがなかったでしょう。
そういう意味で、世界的なヒットの可能性を秘めていて、なおかつ個人でも自由に参入できるステッカー市場はiMessage App Store以外にありません。少なくともFacebook Messengerで個人が自由にステッカーを配信できる仕組みは存在していない現状では、クリエイターにとって一番夢があり、大きなチャンスを掴める市場ではないかと思います。

【参入の敷居が高いからこそのチャンス!?】

iMessage App Storeが抱える最大の問題というのが参入するための敷居の高さです。
LINE Creators Marketと違い、代行業者を使わずに自らステッカーを配信するためには、
・Macが必要
・Appleデベロッパープログラムの登録費が年間11,800円かかる
・Appleデベロッパープログラムの登録が面倒
・Xcodeというツールの使い方の基本を覚えなければいけない

と言った感じなので、まだLINEスタンプほどの勢いでクリエイターが殺到するという事態になっていません。これは良く言えばライバルがまだまだ少なく、トップを目指す敷居が低いとも言えます。Appleのおすすめなどに選ばれるチャンスも高めという事です。
ちなみに、無料で配信していた「犬が好き」というステッカーがアメリカのiMessage App Storeで紹介された時は一週間で11万ダウンロードされました。それも目立つところではなく、少し地味なところに載った結果で、iOS 10がリリースされた最初の週だった為、まだiOS 10にアップデートしていなかったユーザーが多い時期です。何ヶ月か経った今なら、アメリカのストアで目立つところで紹介されれば、恐らく倍のダウンロードがあっても不思議ではありません。

有料ステッカーの例で見てみると、Phoneysというステッカーは10日で約3万4000ダウンロードされ、400万円近くの売り上げが報告されています。LINE Creators Marketがはじまったばかりの頃のトップ10の平均販売額が470万円だったそうなので、勢いとしては同等のポテンシャルを秘めているんじゃないでしょうか。LINEスタンプは2015年の時点ではトップ10の平均販売額が5000万円だったらしいので、iOS 11が出る頃にはiMessageステッカーのトップもそのくらいに成長しているかも!?

【収益分配率が70%】

iMessageステッカーの一番の利点は実は収益分配率かもしれません。
LINEスタンプは当初、売れた分の50%が取り分になっていましたが、今では35%にまで引き下げられています。つまりスタンプが1セット売れても手取りは42円程度という事になります。
そのぶん、アップルは収益の3割は差し引くものの、残りの70%はクリエイターに支払われる為、120円のステッカーパックが売れれば手元に入るのは84円です。
仮にもヒットして1000万円分のスタンプが売れた場合、LINEから支払われるのは350万円、アップルなら倍の700万円になりなります。この差は大きい!


【絶対に素人でも出来る!】

日本市場に限って言えば、お世辞にもまだiMessageステッカーは流行っているとは言い難いです。
ただし、世界市場を狙うクリエイターにとっては今のうちから参入しておく価値は十分にあると思います。

上記でも述べた通り、iMessageステッカーを配信するのは少々ハードルが高いと感じる方も多いようです。実際にはアプリ開発と比べれば難易度的にはそこまで高い方ではありません。
カスタマイズ無しの「単独ステッカーパック」であればプログラムに一切触れる事なく画像をドラッグ&ドロップする程度の作業内容です。
しかし、それ以上の事をしようと思うと急激に難しくなります。
例えばアプリで主流のビジネスモデルである、『基本無料+課金モデル』を取り入れようとするとプログラム知識が必要になりますし、単純に自分の他のステッカーへと誘導するリンクを貼るような作業でもiPhoneアプリ開発の経験がないと簡単ではないでしょう。
どんなに一つのステッカーがヒットしても、次の作品へ繋げる手段がないのは辛いです。毎回アップルのおすすめとして紹介してもらえる保証はないですから、本来であれば自らの力で、作品から作品へと繋げていくのが一番堅実なやり方と言えます。

はっきり言ってカスタマイズ無しの単独ステッカーパックであればプログラム未経験者であっても、Macを所有していてAppleのデベロッパー登録が済みさえすれば、代行業者など使う必要がないくらい簡単です。興味はあるけど難しそうと考えている方は、とにかくまずは行動してみる事をおすすめします。


【ワンランク上のステッカー作りをサポート】

なんとか単独ステッカーパックは作れたけど、やっぱりアプリ内課金や他のステッカーへ誘導する機能を埋め込みたい、というクリエイターの方がいれば、誰でも簡単に使いこなせるテンプレートの販売を行っているので、スタジオルーペのFacebookページから「メッセージ」でお問い合わせください。
テンプレートを使えば『リアル絵文字』というステッカーパックのように、基本無料+課金モデルを取り入れたり、他のステッカーへのリンクを貼る機能を追加する事ができます。
既にリリース済みのステッカーのアップデートとして導入する事も可能ですので、ステッカーが想像以上にダウンロードされた後からの対応としても有力ですよ!

それではクリエイターの皆様、世界を目指して頑張ってください!!

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