【クリエイター必見】趣味で撮った写真が作品のプロモーションに役立つ!?フリー素材写真サイトを利用したPR方法!
クリエイターにとって自分の作品を宣伝する為のプロモーション活動はある意味で最も重要な仕事と言っても過言ではありません。どんなに最高の作品を生み出しても、それを人に見てもら事ができなければ、残念ながらその作品はこの世に存在しない事と変わらないのです。プロモーションと一言で言っても、方法にはありとあらゆる手段があります。今回はプロ、もしくは趣味で写真を撮ったりするようなクリエイターの方達にとってポテンシャルのあるプロモーション方法を紹介します。
前回の記事で紹介した無料で高品質の素材写真を集めた「Unsplash」というサイトは、実は誰でも写真を提供する事が可能です。Unsplashを知らない方はまずこちらの記事から読んでみてください:
>> 美しい高画質な写真15,000点が全て無料!著作権フリー&商用利用可能なストックフォトサイト「Unsplash」に注目!
無名のクリエイターが作品を世の中に広げる為には、多少なりとも自分の作品を無償で提供するなりして人に知ってもらう努力が必要です。いくらでも無料で色々な物が手に入ってしまう時代ですから、有料で作品を売るという事のハードルはどんどん上がってきています。どんな方法であれ、まずは自分の作品を少しでも多くの人に見てもらう事が重要だと思います。
ウェブ・アプリ開発者、デザイナー、イラストレーター、ミュージシャンなど、クリエイターの中には写真を撮るのが好きな方が結構多いので、そういう方達は写真を使って、自分の本業の作品を知ってもらう動線にしてみてはいかがでしょう?せっかく撮った写真ですから、それらを有効に活用しない手はありません!
【どう宣伝になるのか?】
Unsplashに写真が載ると、写真の下にはちゃんとクレジットとして名前が掲載されます。その名前の部分をクリックすると、その人が撮った写真の一覧ページに繋がります。そのページには自分のプロフィール文やウェブサイトのリンクを載せたりできるので、興味を持ってくれたユーザーに他の作品を見てもらえる可能性は十分あります。
そして目指すべきは、「FEATURED(おすすめ)」として取り上げられる事です!10日に一回10枚の写真が「おすすめ」として選ばれるのですが、選ばれれば露出度も断然高くなり、世界中から注目を集める切っ掛けになります。
Unsplashはこの2年間で急成長したサイトで、現時点で3,000万回以上も写真がダウンロードされています。今では1分間で5,000回という閲覧数を誇る世界的に有名な写真ストックサイトです。海外に向けて自分の作品を知ってもらうのに最適なサイトというわけです。
【自分の作品が世界的アーティストに使われる可能性も!?】
Unsplashへ提供した写真はクレジットされずに色々なところで使わる事を了承する必要がありますが、使用者によってはちゃんとクレジットを載せてくれる人も多いです。運が良ければメジャーなアーティストのアルバムカバーなどに使われて、クレジットを載せてもらえる可能性だってあるので、そうなれば自分の作品としての実績にもなります!
どこでどう使われるか分からないからこその楽しみというのもあると思います。
>> これまでにUnsplashの写真が使われた作品例 : https://madewith.unsplash.com/
【登録の手順】
どうすれば自分の写真を登録できるようになるかの手順を解説します。
まずはこちらから基本情報を入力してください:
https://unsplash.com/join
First name:名前(名)
Last name:苗字(性)
Email address:メールアドレス
User name:ユーザー名(半角英数字、アンダースコア、スペース無し)
Personal site/portfolio:ウェブサイト(Flickr、TwitterなどSNSアカウントでもOK)
Password:パスワード(最低6文字)
最後に「Join」をクリック!
【写真のアップロード】
次に、登録したい写真をアップロードしましょう。
「Add Photo」というボタンをクリックして、一枚写真を選んでください。
選んだ写真で問題なければ、「Submit to Unsplash」をクリックしてください。
【タグ付け、EXIFデータ、位置情報の追加】
写真をSubmitすると、画面が切り替わり、タグ付け、EXIFデータの編集や位置情報の追加などが出来ます。どれも任意なので、無理に追加する必要はありませんが、こちらの情報を元に検索結果に反映されるので、多くの人に見てもらいたい場合は最低限は行う事をおすすめします。
まず最初はタグ付けです。英語でその写真と関連性のあるキーワードを入力しましょう。例題では「川」の写真という事で、「River」と「Water」を追加してみました。
1つ1つのキーワードは「カンマ(,)」で区切りましょう。上の例の場合は「River,Water」と入力すると、二つの別々のキーワードとして登録されます。
これ以上キーワードが思いつかなければ、「Next」を押しましょう。
次の画面では写真の中に埋め込まれていたEXIF情報が表示されます。撮ったカメラの機種、シャッタースピートなどと言った情報です。特に公開する事に抵抗がなければそのまま「Next」を。情報を開示したくない場合は「Edit」で編集を行ってください。
そして最後に、位置情報の追加ができます。GPSの搭載されたカメラで撮られた写真であれば自動的に撮った場所が表示されます。GPSがなくて、大体の場所を公開したい場合は、Locationのボックスに住所を入力してください。そこまで具体的である必要はないので、たが「Japan」と大雑把に入れるだけでも良いと思います。
位置情報を載せたくない場合は「Don't display location」にチェックを入れ、Nextを押しましょう。これで写真が送られます。
【更に写真をアップロードする】
続けて写真をアップロードする場合は、「Upload another photo」を押します。
「UPLOADS REMAINING」が「0/10」になるまで繰り返しアップ事ができますが、無理に一度に10枚をアップロードする必要もありません。あくまでも10日に10枚までが制限という事です。
【審査】
一応、誰でも好きなだけ写真を登録できるというわけではなく、ある程度のクオリティであるかどうかの審査があるようです。写真は審査を通過すればUnsplashの「ALL」のページに載ります。その中から本当に良い写真がおすすめとして「FEATURED」に選ばれます。写真は10日に10枚までしか審査に出せないので、本当に良いと思う写真を厳選して登録する事をおすすめします。
そして当然の事ですが、自分が撮った写真、自分に全ての権利がある写真である事が大前提です。
【プロフィールの編集】
写真をアップロード後は、画面の右上の自分の名前をクリックしてメニューを開いてみてください。
この中の「Account settings」を押すと、プロフィールを入力できるページへ移動します。Instagramのアカウントを持っている方は「Instagram username」にユーザー名を。
「Location」には住んでいる国や街などを。(任意)
そして「Bio」には自分のプロフィールを自由に書けます。自分がどんな事をしているかなどを書いてみましょう。世界中の人が見るので、出来るだけ英語で書いた方が良いと思います。特に何も書きたくなければ書かなくても問題ありませんし、後から何回でも編集できます。
次に「Connect accounts」を押してみましょう。
ここでは「Twitter」と「Facebook」への連携を求められます。これは任意ですが、説明によると連携を行った方が本人確認の信ぴょう性が高まり、審査に通りやすくなるとの事です。FacebookやTwitterへ勝手に投稿されたりするような事も、他のユーザーに情報が公開される事もないので、問題がなければ連携しておきましょう。
【退会する場合】
登録してみたけどやっぱり辞めたいという方は、「Close account」をクリックし、「Delete account」のボタンを押します。
これまでにアップロードした写真も全て削除されますが、一度Unsplashのページに載って他のユーザーに使用された写真に関しては削除できないのを覚えておきましょう。Unsplashに載せた写真の一部を削除したい場合は、「support@unsplash.com」のメールアドレスから直接問い合わせる必要があります。
【統計情報】
メニューの中の「Your Stats」をクリックすると、これまでに写真が見られた回数、ダウンロードされた回数、ランキングなどを見る事ができます。
どういう写真が人気があるのか、世界中でどれだけの人に見てもらえたかなど、具体的な数字を見るのも一つの楽しみになりそうですね。
今回の記事を書くにあたり、個人的にも試しに写真を登録してみましたが、審査には約1日かかりました。落とされた写真は無かったので、審査はそこまで厳しくないように感じました。(*ちなみに自分が有料で売るタイプのフォトストックサイトへ写真を審査に出した時は9割は落とされたので、この手のサイトとしては審査がゆるい方なのは間違いないと思います)
まだ十分時間が経っていない為、現状ではどれだけのプロモーション効果が得られるは不明ですが、行動を起こさない限りは何もはじまらないので、どんな事でもまずは試してみるべきだと思います。まだ日本のユーザーが少ない為、日本の写真などが少なく、その辺りが狙い所のような気がします。是非、世界に自分の写真を広げて、トップを目指してみてください!!
僕がアップロードした写真はココからダウンロードする事ができます♪
https://unsplash.com/leorivasmicoud
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