そういえば35万円かけて作ったAndroidアプリの制作費は3ヶ月で回収できたの!?

3/18/2015 Leo Rivas(リオ・リーバス) 3 Comments

Android 電卓 アプリ
約3ヶ月前、FusionCalcのAndroid版をリリースしました。

>> 累計80万ダウンロード超えの電卓アプリ「FusionCalc」のAndroid版がGoogle Playに登場!

Android版はプログラム部分を外注したため、3000ドル(約35万円)の制作費がかかりましたが、当初の予定では3ヶ月くらいで回収できそうな考えでした。
結論から言うと残念ながら制作費の35万円を最初の3ヶ月間で回収する事は出来ませんでした・・・。しかし、早かれ遅かれ赤字から黒字に転換する事が予想できるところまでは見えて来たと思います。特に誰かの役に立つ有益な情報という程ではありませんが、気になる方もいるかもしれないので簡単にまとめてみました。

【ダウンロード数&収益】
まずは肝心なダウンロード数ですが、アンドロイド版の最初の3ヶ月のダウンロード数は8,137 ダウンロードでした。
「80万ダウンロード超えの電卓」のわりにかなり地味な数字です。(まあ、80万ダウロード達成までに4年くらいかかっているので...。)

次に収益ですが、

アプリ内課金(広告削除):$643
広告収益:$740

合わせて『$1,383』。一応、Android版を出した時にiOS版への影響もあってダウンロード数が一時的に増えた事で実質+$200ほどの効果があり、とりあえず開発費用の半分は回収できた感じです。

何と言っても最大の問題はダウンロード数の伸びの悪さですね。それなりに大手サイトでの紹介もあったりして最初の勢いはあったのですが、そこまで火が付かなかったという印象です。
とはいえ、ダウンロード数の少なさの割には収益性は悪くない方だと感じています。(ざっと1ダウンロード20円くらいの収益になっている計算です。)

【課金率】
一番の驚きは課金率の高さで、ここ最近のダウンロード数は一日30〜40くらいまで落ちているにも関わらず、毎日3〜4人が購入してくれていて、課金率にすると10%くらいという事になります。大体フリミーアムモデルの課金率の平均は5%と言われているので、一度使用してくれたユーザーの満足度は結構高めなのではと思います。それにしてもAndroidは課金率は低いという印象を持っていたので、これはちょっと予想外でした。

今後の課題はもう少しダウンロード数を伸ばせるように頑張る事ですが、Android市場をまだあまり良く分かっていない事もあって、なかなか難しそうです...。
それでもとりあえず今のままのペースでいけば、最近の平均的収益は一日$20前後で安定してきているので、あと2〜3ヶ月あれば何とか制作費の残り半分を回収し切れそうな感じです。

【ユーザーの皆様へ】
横画面への対応やカート機能の追加など、多くのリクエストを頂いているのですが、まずは制作費用を回収して、更にアップデートの為に必要な費用を十分稼げないと厳しいところがあります。
そんなわけで、FusionCalcを愛用していて、今後のアップデートにも期待しているユーザーの方は、是非Google Playで高評価を付けてもらえると助かります!iOS版にも言える事ですが、評価は直接ランキングへ影響するので、「◯◯の機能を追加してくれたら☆5にするけど、今は☆1」といった事をされてしまうと、ランキングが低下してダウンロード数も落ちて、アップデートの可能性が返って落ちるという結果になりかねません。だからどんなアプリでもそうですが、より良いアプリになるように期待を込めて評価をする場合は、☆4つか5つかを付ける事がとにかく重要だと言えます!

まだダウンロードしていない方はGoogle PlayストアへGO!
Get it on Google Play

3 件のコメント:

  1. 奥様のブログも楽しみにしていたのですが年末から更新がありません。お元気でいらっしゃいますか?ブログ再開を楽しみにしています。

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    1. こんにちは♪ 妻は今でも定期的にブログを更新しているはずです!リンクは変わっていないはずですが、念の為こちらになります:
      http://www.appmama.net/

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  2. こんにちは。
    早速奥様の様子を教えてくださってありがとうございました。
    本当だ!更新されていたのですね。どういうわけか、私がお邪魔すると年末の記事が一番最初に出てきたので、勝手に止めてしまったのかしらんと思い込んでいました。
    ありがとうございました!

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