累計80万ダウンロード超えの電卓アプリ「FusionCalc」のAndroid版がGoogle Playに登場!

12/25/2014 Leo Rivas(リオ・リーバス) 0 Comments

App Storeで80万ダウンロードを達成し、KDDIにも社内導入された電卓アプリ「FusionCalc」が遂にAndroidへ移植されGoogle Playでリリースされました!!


Androidへの移植は以前から多くの要望があったにも関わらず、自分のプログラマーとしての力不足が原因で長い間ずっと手を出せずにいました。しかし、せっかくiOSで多くの支持を得て、KDDIという大企業にも使ってもらっているようなアプリにまで成長したのだから、少しでも多くのスマートフォン・タブレットユーザーに使ってもらえるために、今回 “ちょっと冒険” をしてAndroid版の開発へ踏み切りました。

“冒険” というのは、自分で開発する為に一からAndroid開発を学ぶには結構な時間と労力を費やす事になり、現状では厳しいと判断したため、はじめてアウトソーシング、つまり他のアプリ開発者にお金を払ってアプリを制作してもらったという事です。
もしもゼロから開発環境を整えて新たな言語を取得して自力で作ろうとしたら、早くても3ヶ月はかかるだろうと考えました。それに比べ、Android開発の実績のある開発者に頼めば1ヶ月もあれば余裕で作れるアプリだと見積もり、2ヶ月早めにリリースする方を選びました。その2ヶ月で開発費用を回収できる可能性もありますし、新たな言語の習得にかかる時間を別のプロジェクトにかけた方が結果的にはプラスになると思ったからです。ただ、Androidでアプリを出すのは初めての事なので、本当に短期間で費用を回収できるのかは少し心配でした。そういう意味で今回のAndroid版は少しリスクを背負った “冒険” でもあります。

今回のAndroid版にかかった費用は3000ドル(現在のレートだと約36万円)になります。個人的には結構な出費でしたが、アプリの開発費用としては最小限に抑えられた方だと思います。今回のAndroid版を開発してくれた方はオーストラリアの開発者だったのですが、仕事は丁寧かつ素早くて、こちらの細かい要望にも全て対応してくれました。結局アプリは予想より早く2週間で納品されたので、そのぶん更にリリース時期を早める事ができました。年末は広告の単価も高めなので、マネタイズの面でもベストな時期にリリースできて良かったです。

ただし、Android版は現状ではまだiPhone版の完全な移植ではなく、一部機能をカットしたバージョンとなっています。どうしても開発費を最小限に抑えたくて、まずは最も重要な機能から作ってもらい、十分な収益が得られたらバージョンアップしていく計画です。
基本的な「ドラッグ&ドロップ」で数字を保存できる機能や、数字にメモを残せる機能は変わりません。しかし、多くの数字をリスト化して「合計額」をチェックできる「カート機能」はまだありません。なんとか今回の開発費を回収して、更にアップデートできる事を願うばかりです。

【広告タイプの選択】
実はAndroid版では「広告の表示方法」の新たな試みに挑戦してみました。それは広告のタイプを選べるというものです。画面上部に「バナー広告」を常に表示しておくか、アプリ起動時に一回だけ「全画面広告」を表示するか、どちらか一つを選ぶ事ができます。
この「全画面広告」を選択すれば、起動時に一回だけ大きな広告が表示されますが、あとはバナー広告も他の広告も出ないので、画面スペースを取られる事なくアプリを使う事が出来ます。画面のスペースはそこまで重要ではなく、起動速度を優先したいという方は「バナー広告」を選択する事ができます。
更に、広告を完全に外したいという方向けに「アプリ内課金」で広告を削除するオプションもあります!
実はアプリ内課金は当初の予定では予算の事もあって考えてもいなかったのですが、開発者の方から提案してくれてオマケで追加してくれました。こういうサービスがあると、安さ重視で開発者を選ばなくて良かったって思えますね。

iOSでFusionCalcを使っていて、家族や知り合いでAndroid機種を使っている方がいたら紹介して頂けると助かります!どうぞよろしくお願いします!!

Google Playストアのリンクはこちら:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fusioncalc

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