LINEクリエイターズスタンプ6月の売り上げ発表!そして今後スタンプで稼ぐための戦略!
LINE Creators Marketで「P.S. I Love Dogs (犬が好き)」というクリエイターズスタンプを販売開始して2回目の締め日がやってきました。前回の記事では5月分の報酬で『家賃が払えるくらい稼げた!』とご報告しましたが、幸いにも6月分の報酬でもまた家賃分の収益を得る事が確定しました!
6月は分配金額のトータルは約10万円で、今回もなんとか家賃分は稼ぐ事ができたのですが、実際には5月分の収益よりかは落ちてしまいました。そして、売り上げの半分以上は6月の一週目に得たもので、2週目以降どんどん収益は落ちてきているため、このままでは7月の収益は確実にガクっと落ちるだろうと予想できる状況です。既に3000以上のスタンプがストアに並んでいて、物凄いペースで増え続けているので、今以上に競争が激しくなる事は間違いないでしょう。毎日一定の数が売れ続けている今はまだマシな方かもしれませんね…。
【勝負は早めに着けろ!】
これだけスタンプが増えると、ランキング上位はなかなか簡単に取れるポジションではありません。一般的にランキングを見て買う人はせいぜいトップ100くらいまでしか見ないんじゃないかと思いますが、今やトップ100ですら入るのは結構ハードルが高くなってきているはずです。そうなると、自分のスタンプを見つけてもらうチャンスが高いのは、リリース直後の「新着」コーナーか、検索による見つかりやすさにかかっています。
問題は新着にしても一度にリリースされるスタンプの数が多過ぎて埋もれてしまう点と、検索は現状だと新しくリリースされたスタンプが上位にくるシステムのようなので、リリースから時間が経てば経つほど検索ですら見つけてもらうチャンスが薄れていくという事です。
早い話、リリース直後にランキングを一気に駆け上がる事が出来なければ、よほど影響力のある人(或はメディア)に紹介してもらうような事でもない限り、売れる可能性がどんどん低くなっていくという事です。
【数には数で勝負!】
ではどうすればスタンプで生活できるくらいの収益を生み続けていけるだろうかと色々と考えた結果、『数に対抗するためには数で勝負するしかない!』という結論に辿り着きました。
定期的に新作をリリースすれば、定期的に「新着スタンプ」に載る事ができます。この段階でまず少しはランキング上位を目指せるチャンスが生まれるはずです。ただ、個人的には上位を取るのは運の要素が大き過ぎると思うのでそこまで大きな期待は抱かないようにする事が重要だと思っています。上位が取れずにくじけていてはスタンプを作り続ける気力が続かないからです。
「毎日少しでも必ず売れるものであれば良い」と考え、あとはひたすらそういうスタンプを生産し続ける事を心がけようと思います。一日1000円の収益を生むスタンプが10セットあれば一日1万円ですから、月に30万円は稼げますよね?スタンプで収益を生み続けるためにはそういう思考が重要な気がします。一攫千金を狙うならアプリ開発の方が圧倒的にチャンスは大きいはずですから。
【検索結果の上位を保つ】
新作を出し続ける事で検索結果の上位を保てるというのもポイントの一つです。この戦略は同じテーマ(同じ検索ワード)のシリーズを作り続ければなお効果的だと思います。シリーズの「第◯弾」などとタイトルや説明文に書いておけば、以前のスタンプも購入してもらえる可能性が高まるからです。LINEスタンプは「作者名」でも検索できるので、一つのスタンプを気に入ってもらえれば、他のスタンプの購入にも繋がるでしょう。将来的にスタンプの購入ページから、同じ作者の他のスタンプページへ飛べるような機能が追加されても不思議ではないですし、スタンプセットの数が多ければ多いほど連鎖で売れるチャンスが広がるのは間違いないと思います。
【先を読む VS 読み過ぎ注意?】
スタンプの審査はとにかく遅いです。ワールドカップがはじまった時点でサッカー関連のスタンプを審査に出していては、恐らく審査が通る頃にはワールドカップは終わってしまっています。そのため、スタンプ制作はだいぶ先を読んで余裕を持って着手する必要があります。
しかし、だからと言って今からクリスマスシーズンに間に合わせるために先走るのもちょっと考えものです。というのも、上でも述べた通り、現在の検索結果の順序はリリースが新しいものほど上位に来る作りになっているからです。ということは、せっかく誰よりも早くクリスマスの準備をしたにも関わらず、クリスマスのシーズンが近付いて皆が「クリスマス」と検索しても、そのあとに他に多くのクリスマス系のスタンプがリリースされた場合は、検索結果としては一番下の方に載ってしまうため、返って不利な状況になります。
では審査だけを事前に通してしまい、すぐに販売開始にはせず、待機状態にしておければどうだろうと考えたのですが、少し検証してみた結果、どうやら審査に通った時点でそのスタンプにURLが割り振られ、そのURLの最後の数字の部分が新しいほど検索順位が高くなるみたいなのです。つまり、審査が通ってしまった時点で既に検索結果への影響が出てしまうので、いくら販売開始のタイミングを見合わせたところで検索上位の位置を取る事はできないようです。
こちらに分かりやすい例を用意しました。
これは6月30日の午前9時半頃に取ったスクリーンショットですが、この時点で一番新しいスタンプとして出ていたのが「soupyと猫」というスタンプです。ここでもう一つ注目して欲しいのが「どうぶつさんたちのハッピースタンプ」です。新着順では6番目にきていますよね?
同時刻に「猫」で検索をしてみると、「どうぶつさんたちのハッピースタンプ」が3番目、そして「soupyと猫」が4番目に出てくる事が分かります。
2つのスタンプのURLの数字を比較すると、「どうぶつさん」は1003666、そして「soupy」は1003650です。つまり、審査を先に通ったのはsoupyの方で、この時点でURLを割り振られているため、いくらあとに販売開始をしたところで検索結果では順位が低くなってしまうという事です。
LINEスタンプを作る上で先を読む事の重要性は勿論ありますが、先を読み過ぎて失敗するリスクもある事を覚えておかなければいけませんね。期間限定ものは当たれば短期的には売れるかもしれませんが、総合的に見るとリスキーな部分も大きそうに感じます。ただ、沢山あるうちのスタンプの一部として見た場合は、季節なども狙っていくのは悪い策ではないでしょう。そういう意味でも、やはりスタンプは数が多ければ多いほど有利と言えますね。
【目指せ10セット!!】
そんなこんなで僕は現在スタンプをガンガン描きまくっています。既に第2弾と第3弾のスタンプが審査待ち、第4弾ももうすぐ審査に出せそうな状態ですが、このままどんどん増やし続けて最低でも10セットはストアに並べられるように頑張ろうと考えています。目標は月に2〜3セットの新作を出し続ける事です。結構ハードではありますが、そもそも絵を描く事が好きなのでそこまで苦にはなりません。アプリを一人で月に2〜3個も作るのは厳しいですけど、スタンプならまだ現実的です!数で勝負しやすいマーケットである事は間違いありません。
LINEスタンプマーケットに将来性があるか無いかを判断するのはまだ早いので、もう少し粘ってみようと思います。ただ、この2ヶ月ほどの流れを見ている限りだと、一つ出してずっと食べていけるほど甘いマーケットではないと感じました。(一度人気トップ10を取れば別の話でしょうけど...)
本気でスタンプで稼ぎたいのなら、ひたすら量産し続けられる体力と生産スピードがある事が大前提ではないかと思います。中には一発で大きく当てられる方もいると思うので、そのチャンスに賭けてみるのも一つの手ですけどね。
今月はもしかしたらスタンプ第2弾と第3弾がリリースされるかもしれないので、出たらまた告知させて頂きます!それではまた〜♪
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