遂に米テレビ番組で電卓アプリFusionCalc2が紹介された!初日のダウンロード数を発表します!
妻のブログやインタビュー記事などで何かと話題となった「FusionCalc2」の米テレビ番組でのプロモーションですが、初日のダウンロード数が分かったので発表いたします。これまでの経緯を知らない方は以下のいずれかの記事をご覧頂ければ大体の流れは分かると思います。
>> マジか!?FusionCalc2がアメリカのTVデビュー!?夫の人生最大の賭けとは!?
>> 次のアプリが成功しなければ「引退します!」〜個人開発者の覚悟にみるアプリ収益の現実〜
>> 国連から表彰されても引退なの?個人アプリ開発の世界は残酷だ。-リオ・リーバスさんインタビュー
さっそくですが、テレビで放送された日のアメリカでのダウンロード数です:
FusionCalc2(無料):105 DL(前日0ダウンロード)
FusionCalc Lite(無料):421 DL(前日0ダウンロード)
FusionCalc2 Pro(有料300円):1 DL(前日0ダウンロード)
FusionCalc(有料200円):8 DL(前日0ダウンロード)
ランキングの動きはこんな感じです:
ダウンロード数とランキングの上がり方から分かる通り、テレビでの放送前日までまったくダウンロードされていなかったFusionCalcシリーズが放送後から急にダウンロードされはじめた事が明らかに分かります。
しかし、どういうわけか今回テレビで紹介してもらったはずの「FusionCalc2」の方ではなく、「初代 FusionCalc」の方が4倍も多くダウンロードされるという結果になってしまいました...。
今思えば、これは予想しておくべき事だったのかもしれません。テレビというメディアでアプリを紹介してもらう時、見た人達はネットのようにリンクをクリックしてそのままストアに飛ぶという事ができない為、自力で検索してアプリを見つけなければなりません。つまり「FusionCalc」と検索した時に最初に結果として出た “初代 FusionCalc” の方が先に目に入ってしまい、そちらが優先的にダウンロードされたという現象が起きたのだと推測できます。いくらテレビで「FusionCalc2」と言われても、そもそもFusionCalcというアプリをはじめて聞いた人達にとっては判断が難しいという事なのでしょう。これはアプリをシリーズ化していく上で注意しなければいけない問題点の一つなのかもしれませんね。
さて、両方合わせて500ダウンロードほどの効果があった事になりますが、結果的に二手に分裂してしまった事のデメリットがあります。それはランキングへの影響です。500ダウンロードが全て一つのアプリに集中していれば、ランキングももう少しは上がっていたはずなので、それだけ人に見てもらえるチャンスを失ったと考える事ができます。まあ、それでも仕事効率化の中のトップ100に入れたかどうかという微妙な位置ではあるので、今回のケースではさほどの影響はなかったかもしれません。ただ、もしこれが数千ダウンロード単位で分裂していた場合はかなり大きな影響だったでしょう。
今となっては遅いですが、回避策として出来た事といえば、一時的にでも初代FusionCalcの方をストアから外しておくなどしておけば、ユーザーの混乱を避ける事ができたかもしれません。
そんなわけで、米テレビ番組でのプロモーションはなかなか残念なスタートを切りました。数十万円のプロモーション費に対して500ダウンロードでは到底 "元" はとれません...。
しかし、まだこれで完全に終わりというわけではありません!今回のプロモーションはテレビでの紹介に加え、放送後にソーシャルメディアと米メディアへのPRの拡散が約束されていました。これらの動きは今のところまだ見えていませんが、少し時間をあけてから行われるみたいです。正直、そこまでの効果が期待できるかは現時点ではまったく予想がつきませんし、これからダウンロード数がどう変化してくか、あと数日は様子を見ないと判断しがたいところです。
とりあえず、テレビ単発の効果はそこまで大した効果はありませんでした。番組や時間帯によっては全然違った効果が得られるのは間違いないでしょうけど。
一応、まだプロモーションが大失敗だったとまでは言い切れませんし、27日には別のメディアでのプロモーションも控えているため、希望が完全に消えたわけではありません!最後の最後まで諦めずに頑張ろうと思います!
今後の展開に期待!
0 コメント: