遂に日本でもiAd開始!初日のデータ公開!

8/31/2011 Leo Rivas(リオ・リーバス) 1 Comments

とうとうiAdが日本で開始されました!
当初は2011年の早い時期と発表されていましたが、震災の影響で大幅にローンチが遅れたそうです。
米国での開始から1年以上の差が出ましたが、なんとか始まってくれて開発者としても一安心です。

とはいえ、まだ始まったばかりという事もあり、現在、報告されている広告は1つだけらしく、表示率はかなり低いです。僕自身も未だ見れていませんが、@marchEnterpriseが撮ってくれたスクショにはハッキリとiAdが表示されています!
「iAdって何?」という人も少なからずいると思うので、ちょっとした解説を加えました。



それでは、さっそく初日のデータを見てみましょう!


ご覧の通り、表示率が3.37%と非常に低いです。
昨日は3万回くらいは広告の表示依頼(リクエスト)があったのにも関わらず、実際に表示された回数は1058回で、そのうち実際にクリックして広告の中身を見た人は1%未満で、約9人という計算になります。
まあ、クリック率はiAdに限らずAdmobでも1%前後なので、現実的な数字だと思います。
しかし、驚くべきなのは、たった9人にしかクリックされていないにも関わらず、報酬額が$17という事です。これはAdmobだった場合、大体160回クリックされなければ得られない報酬額です。(*ちなみにiAdはクリックだけではなく、表示されるだけでも少し報酬が得られる仕組みなので、$17のうちの一部は表示報酬のはずです)

昨日は最終的にAdmobの報酬額の方が少し上回る結果になりましたが、表示率3%のiAdに比べ、Admobは94%の表示率だったにも関わらず、ほぼ互角の成果を生み出している事を考慮すると、明らかにiAdに分がある事は明確です。
勿論、現状ではたった一つの広告しかないので、時間が経てば当然、クリック率も低下するはずなので、今後も定期的に新しい広告が増え続けなければ最低限のクリック率を保つ事も厳しくなるでしょう。
ただ、この調子でiAdの広告の数がAdmobに負けないくらい充実して、表示率が増えてくれさえすれば、最低でもAdmobの10〜20倍の報酬が見込めるのではないでしょうか。

まだまだ先が不透明なiAdですが、とにかく開発者にとって収入源の可能性が広がる事はありがたい事です。開発者が食べていけなければ、当然、iPhoneアプリ市場は活気を失います。なのでiAdが成功する事はiPhoneアプリ開発者にとっても、iPhoneを使うユーザーにとっても、とても大事な事だと思っています。

iAdの動きには今後も注目です!

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青空文庫や自作の本をiBooksで読む方法!

8/09/2011 Leo Rivas(リオ・リーバス) 0 Comments

日本ではまだイマイチ盛り上がりに欠けるiBooksですが、実はストアから買った本だけではなく、自分でインストールして読む事も出来ます。PDFにすれば何でも読み込めますが、それだと文字をコピーしたり、ハイライトしたり、辞書で調べたり出来ませんよね?iBooksに特化した形式に変換すれば、それが出来るようになります!
例えば青空文庫の電子書籍をiBooksで読む事だって簡単です!



青空文庫のサイトから好きな本を選んでダウンロードして、iBooksで読める形式に変換するというプロセスはありますが、それでもiBooksで読む事の大きなメリットがあります!

それは「辞書」機能です。


本を読んでいると、どうしても読めない漢字や、意味の分からない言葉が出てくる事ってありますよね。僕のレベルが低いだけかもしれませんが(^^;;
i文庫なども漢字を選択してウェブの辞書で検索したり、大辞林のアプリを持っていれば、オフラインでも大辞林で読み方や意味を調べる事はできます。しかし、自動とはいえ、別アプリを起動して、意味を調べて、また戻ってくるというプロセスは結構面倒臭いものです。できる事なら同じアプリ内でサクっと調べてすぐに続きが読みたいですよね。それが出来るのがiBooksというワケです!何と言っても「無料」というのが大きい!i文庫も大辞林も両方ともオススメアプリですが、どちらも買ったら結構お金がかかります。「辞書で調べる」機能を重視した場合、iBooksほど便利で使いやすい無料の電子書籍リーダーはありません!

勿論、デメリットもあります。縦表示に対応していないという点です。日本語を読む上で、どうしても縦表示でなければ無理という人は、残念ながらiBooksで読むのはキツイかもしれません。将来的に対応するのかどうかも分かりませんが、少なくとも今は横文字でしか読めません。それでもOKという人は、これから紹介する方法でiBooksで本を読んでみてください!

1) iBooksをダウンロードする。これをしないとはじまりませんね!→ http://itunes.apple.com/jp/app/ibooks/id364709193?mt=8

2) Mac、もしくはPCでSigilというアプリケーションをダウンロードする。→ http://code.google.com/p/sigil/downloads/list
(リストの上の方にあるのが最新バージョン。MacかWindows、使ってるOSに合わせて最新のものを選んでください)
このアプリはiBooksでファイルを読む込むために、ePub形式というものに変換するツールです。

3) 次に、青空文庫のサイトで好きな本をダウンロードしましょう→ http://www.aozora.gr.jp/
試しに夏目漱石の「坊ちゃん」をダウンロードしてみる事にしました。
ページの一番下の方に「ファイルのダウンロード」という項目がありますが、その中にもファイルがいくつかあります。この中にある「XHTMLファイル」というのがダウンロードしたいファイルです。ファイル名の部分をControl+クリックし、「リンク先のファイルをダウンロード」を選択し、ダウンロードしましょう。

4) さきほどダウンロードしたアプリケーション「Sigil」を開きます。そしてメニューバーの「File」から「Open...」を選びます。上の左から2番目のアイコンからでも「Open」できます。ここでは青空文庫からダウンロードしたXHTMLファイルを選びます。すると、画面中央にファイルの中身が表示されます。
こんな感じです。


5) もうすぐです!ePubに変換する前に一つだけやらなければいけない事があります。それは言語設定を「日本語(Japanese)」にする事です。これをしなければ、iBooksはこの本を日本語の本と認識してくれないため、辞書で日本語の文字を調べる事ができません。例えばこれが英語の本だった場合でも、言語設定を日本語にする事で、英和辞書が使えるようになります。つまり、英文は英文のままだけれど、言葉の意味は日本語で表示してくれるようになります。英語を勉強する人にとってかなり便利な機能ではないでしょうか?
言語設定の変更は簡単です。メニューバーの「Tools」から「Meta Editor...」を選びます。そこで「Language」の中から「Japanese」を選ぶだけです。

6) 最後に、「File」から「Save As...」を選びます。Files of Type(保存するファイル形式)は自動的に「EPUB file」になっていると思いますが、確認してからSAVEを決定してください。

7) あとは保存したEPUBファイルをiTunesにドラッグして、iPhoneやiPadと同期するか、単純に自分のデバイスにメールで送るという手もあります。iPhoneかiPadに届いたメールのファイルをタッチするとiBooksで開く事が出来き、自動的に保存されます。それで終わりです!慣れればそんなに面倒ではないと思います。
(*同期する場合は、iTunesに入っていない本はデバイスから消されてしまうので注意してください。)

同じ要領で、ブログやウェブページ、もしくは自分で本を書いたりしてiBooksで読む事だって出来ます!
iBooksで日本語の本が読みたいという方は、オススメなので是非試してみて欲しいです♪

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iPadマルチプレイヤーゲームが熱い!子供達とSUPER WORM BALLで盛り上がっ た!

8/07/2011 Leo Rivas(リオ・リーバス) 1 Comments

やっぱりiPadは複数人でゲームをやると本当に楽しい。
今回、スペインから日本に遊びに来た、10代前半のいとこ達と一緒に遊んで改めてそう思いました。
自分が作ったゲーム以外にもいくつかのマルチプレイヤーゲームを遊び、どのゲームも相当盛り上がったのですが、嬉しい事に一番人気だったのが自分が作った「スーパー・ワーム・ボール」でした!このゲームは自分もかなり好きで、一人でもよくやるくらいなのですが、実際に子供達が喜んで遊んでくれている所を生で見ると、本当に嬉しくなっちゃいます(^^)
こちらがスーパー・ワーム・ボールを遊んでいる、いとこ達の動画です。ヤラセではありませんよ(笑)
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=_hXvg6K1TOw&w=560&h=349]

パート2。僕も参戦しました(^^)
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=suQWHCW5SG8&w=560&h=349]

Marble Mixerで遊ぶ4人。
DSC_0557

MultiPongで遊ぶ4人。
DSC_0548

またワーム・ボールで遊ぶ2人(^^)
DSC_0570DSC_0571

9.7インチの画面は4人が同時に遊ぶには小さいと言えば小さいです。しかし、人と人がここまで近付いて仲良く遊べるというのも、また、iPadならではの良さなんだなと感じました。4人で遊ぶiPadゲームは本気で盛り上がりますよ♪

夏休みに是非、家族みんなで遊んでみてください!スーパー・ワーム・ボールはただいま85円でセール中です!

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iAdで配信される広告はiTunesアカウントが鍵になっていた!

8/05/2011 Leo Rivas(リオ・リーバス) 3 Comments

前回、iAdはGPSを元に位置情報を得ていると結論を出しましたが、それが間違いであった事が判明しました。

あの記事を書いた時は、何度試してもGPSの無いiPadでしかiAdが出なかった事から、GPSと関係があると考えてしまったのですが、実は数日前からGPSが搭載されているiPhoneの方でもiAdが出るようになってしまい、仮説が根本的に間違っていた事が分かりました

そんな時、アップルジャパンのiAd担当者の方から、日本でiAdが表示された事について詳しく聞きたいとメールがきました。使っていたiTunesアカウントが日本のではなく別の国のだったのでは?という質問でした。
そこで確認してみると、確かにUSアウントでログインしている状態でした。
僕は以前、アメリカに住んでいたので、最初に作ったiTunesアカウントはUSアカウントでした。今は日本のアカウントもあるので、アプリなどを買う時は主に日本のアカウントを使っているのですが、最近は子供に英語の本を読み聞かせる為にiBooksで本を購入する事が多くなり、USアカウントにログインしている事が増えていました。まだ日本では表示されるはずのないiAdが日本で見れた理由は、単純にアカウントが原因だったようです。

確かにiTunesのアカウントの情報を元にすれば、好きな音楽のジャンルや、観る映画のジャンル、そしてどんなアプリを購入しているかまで把握できるので、その人の興味がありそうな広告を配信する判断材料になるので納得です。(ただ、実際はどこまでそういった情報を元に広告を配信しているかは不明です)

今までずっと位置情報を元に国を判断しているのだと思っていましたが、今回の件でiTunesアカウントが鍵になっている事がはっきりしました。

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