ゼロの美学!PUZZEROが1日限定0円に!

3月11日、昼過ぎあたりからPUZZERO(パゼロ)が24時間だけ無料になります!
これから買おうと思っている方はちょっと待とう!ちょっと待てばタダになるのだから!
今回、OpenFeintが始めた一日一本無料ゲームを紹介する「
Free Game of The Day」という企画に乗ってみる事にしました。当初はiQ mirrorにする予定だったのですが、iQ mirrorはアップルに紹介された事により、予想以上に売れ、その上に無料版も世界で既に2万近くダウンロードされているので、どうせなら埋もれてしまった傑作「PUZZERO」の方をとりあげてもらおうと、予定を変更しました。
有料で買ってくれた方達には本当に申し訳ないと思っています。どうぞご了承ください。
でも一応これは僕にとっても大きな賭けです。無料にして何万人にダウンロードされようと、僕には1円も入らないリスクもあります。いくら無料ランキングで上位まで上がろうと、有料に戻した途端にまた売れなくなる可能性だってあるわけですから。これをハイリスクと言うかどうかは別として、少なくともリターンがまったく不透明な事だけは確かです。
では何故やるのか?
それは前回のエントリーでも書いたように、一つのやり方で駄目なら、ひたすら他の方法を試すしかないと思うからです。今回はただ無料にするのではなく、OpenFeintのサイトで取り上げてもらう事にどれだけ効果があるかを知るという意味でも、新しいチャレンジです。
少なくとも海外のメディアの多くはここで紹介されるゲームに注目しているはずなので、
そこから広がる可能性もありますし、ユーザーが良いと思えばクチコミの可能性だってゼロではない。
そんなわけで一日限定とは言え、PUZZEROの無料化に踏み切りました。
ちなみにこのPUZZERO、恐らく僕の作ったゲームの中では、一番奥の深いゲームです。
0から9までの数字を足したり引いたりしてゼロにするだけというシンプルなルール。
ただ、ゼロに到達する計算をなるべく回りくどくする事がこのゲームのミソなんです。
例えば3 - 3と指でなぞった場合、2つのパネルが消えます。そして得点は4点。
もし、4 + 1 - 5となぞった場合は、3つのパネルが消え、得点は9点もらえます。
早い話、消したパネルの数の2乗が得点になるのです。
だから多く消せば消すほど一度に多くの点がもらえます。
最大で12パネルを同時に消す事ができ、その場合は一度に144点になります。
2個づつパネルを消して144点とる為には、36回繰り返す必要があります。
1秒に2個づつ消したとしても36秒かかるわけです。
つまり、仮に12パネルを消す事に30秒の時間をかけたとしても、そっちの方が早く得点を稼げるという事になります。
しかし、これはあくまで例えであって、必ずいつでも12パネルを同時に消せる都合の良い数字が配置されているわけではないため、ただじっくり考えればいいというわけでもありません。
12パネルを同時に消す事は偶然できる時もありますが、自分でそうなるように上手く作る事こそが、このゲームの本当の面白さでもあるのです。
以前「
PUZZERO攻略法」という記事を書いたので、それもちょっとしたヒントになるかもしれません。
実際には他にも攻略法はあります。ただ自分で見つける楽しさというのもゲームの楽しみ方なので、あえて書かない事にします。色々試しながら、高得点を取る方法を見つけて欲しいです。
最後に、このゲームには「手詰まり」というものが存在しません。
手詰まりとは、あるパターンになった時にゲームが続行不能になる状態の事です。
画面上に出てくる数字の配置は完全にランダムで、小細工は一切していません。
0から9のどの数字がどんなパターンで配置されても、必ずゼロにする道があるのです。
それってそんなに凄い事なのか?と思う方もいるかもしれませんが、
例えば仮にこれがゼロではなく「1」とか他の数字にするのが目的のゲームだったら、
手詰まりが発生する可能性は出てきます。
手詰まりが発生するゲームって、ある意味では完璧ではないんですよね。
手詰まりにならないようにプログラム的にいじって完璧にする事は可能でも、
最初から完璧なものってなかなか無い。
別にパゼロが完璧なゲームと言っているわけではなく、
このゲームは「ゼロ」だから成り立つゲームだと言う事を知ってもらいたかったんです。
ゼロは無であると同時に無限でもあり、
ゼロだから出来る事、ゼロにしか出来ない事がある。
世の中もそんなもんですよね?
ゼロって奥が深いと思いませんか?
http://www.studioloupe.com/2010/03/puzzero10.html?m=0ゼロの美学!PUZZEROが1日限定0円に!
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