iPhoneゲームと教育アプリの売れ方の違い

2/19/2010 Leo Rivas(リオ・リーバス) 1 Comments

最近、iPhoneゲームが儲からないという話をよく聞くようになりました。
僕としては何を今更?という感じですが(笑)

iPhoneゲームはとにかく瞬発力がなければ儲からない、というのが今の流れだと思います。
一気にチャートの上位まで駆け上がる事が出来なければ、みるみる失速してチャートから消え去る。
凄まじい勢いの川を逆流しながら上っていくようなものですね。
とにかくライフスパンが短いので、その短い期間でいかに多く売るかが勝負、みたいな市場になっている気がする。間違いなく勢いはあるので、儲かるかどうかは売り方と運次第??

ちなみに僕はゲームを作り出す前は教育系アプリを作っていましたが、教育系は地味に長く売れますね。一番多く売れたアプリも「Eブレイン」の640ダウンロードと「E.Quiz」の525ダウンロードです。その次がやっとゲームで「PUZZERO」の403ダウンロードですが、残りの有料ゲームは絵本「ズズのズッキーニ」の200ダウンロードにすら届きませんでした(笑)
なので確かにゲームは一発当てれば大きいのかもしれませんが、他のジャンルの方がライフスパン的には長いと思います。

こうやって見て初めて気付いたけど、E.Quizが何気に凄い!
というのも、他のアプリはAppBankさんやiPhone・iPodラボさん、iTunesの「注目の新作」などで紹介してもらった、いわば手助けがあった上で伸ばせた数字ですが、E.Quizは僕の知る限りメジャーな所では一切紹介してもらっていないはずです。自力でこれだけ売れたという意味では、スタジオルーペのアプリの中では一番強いのかもしれない(笑)
それだけ正統な英語教材アプリは強いっていう事なのでしょうね。ゲームとは違って、放っておいても地味に売れ続ける。
ただ結局はゲームでも教材でも、変わったものよりも「普通」のものを作った方がウケは良いって事なのかな〜、と最近思うようになりました。
出来るだけ変わったものが作りたいと思ってる僕にはなかなか厳しい現実ですが...。

一応、僕はまだゲームで諦めたわけでもなく、
今後も僕なりに面白いと思うゲームをどんどん作り続ける予定です!(笑)

確かに「有料」でのダウンロード数は圧倒的に教育アプリに負けていますが、
無料アプリのダウンロード数に関してはゲームの方が教育より圧倒的に上です。
現在、スタジオルーペのアプリ総合ダウンロード数は6万くらいですが、そのうちの5万は『無料ゲーム』が占めています。つまり知名度を上げる面での働きはほぼ無料ゲームによる活躍と言えます。なのでそれだけ大きなポテンシャルがあるという事だけは確かなのです。
今は地道にゲームを出し続けて、少しでも多くの人達にSTUDIO LOUPEの存在を知ってもらう努力をするしかないですね。

まずは総合ダウンロード数10万を突破するのを目標に頑張ります!

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