iPhone広告のデメリット

1/03/2010 Leo Rivas(リオ・リーバス) 1 Comments

新年あけましておめでとうございます。
あまり人気のないブログですが、今年もマイペースに書いていきたいと思います!

さて、今回はしばらくiPhoneアプリ広告のmobclixとTraffic Gate for iPhoneを使ってみた中間報告的な感想です。

mobclixに関しては、圧倒的なダウンロード数不足(200未満)が原因とは思いますが、一日ゼロ〜数セント程度の広告収入しか得られないので、今のところはユーザー動向などのデータ収集のツールとして考えるしかないでしょう。
数万人にダウンロードされて、尚かつ飽きられずプレイし続けてもらえれば、それなりの見返りは期待できるかもしれませんが...。

Traffic Gate for iPhoneには予想していなかった落とし穴が多かったです。まず、広告主が少ないのが原因なのか、広告自体が表示される確率が非常に低いのです。登録が完了した際送られてきたメールにこのような一文が含まれていました:
また、広告主様のプロモーションにおいて、予算上限や期間満了があった
場合、代替の広告として弊社の広告(TG Ad for iPhone)が表示されます。
こちらの広告については、インプレッション報酬は発生いたしませんので
予めご了承下さい。


自分も最初はちゃんと表示されるかどうか気になったので、試しに何度かLite版を起動してみた結果、3〜5回に一回程度しか広告は表示されていませんでした。つまり現状では起動回数×0.5円の収入という方程式とは程遠いです。
それに加え、Traffic Gate for iPhoneではクリックに対しては報酬は発生しません。ただでさえ滅多に表示されない広告に対してクリック報酬は1円も発生しないというのはちょっと痛いです。

もう一つのiPhone広告の大きなデメリットですが、3G回線のみの環境での場合、アプリ自体のロード時間を大幅に遅くしてしまうという致命的な欠点がある事です。
もともとWiFi環境でアプリを作っていたので、「若干反応が鈍くなってるな〜」とは気付いていたのですが、Lite版だから少しなら仕方ないかと思っていました。
しかし、最近はじめて3G回線のみの環境でPUZZERO Liteを起動したところ、ゲームを開始するボタンを押してもなかなかゲームが始まらないのです。5秒ほどフリーズした後にやっと始まるのですが、今までこんな事はなかったのでおかしいと思い、もう一度再起動してやり直しても同じ現象が起こりました。次は3G回線を切って再度試すと、シームレスにゲームが開始しました。
これはアプリ側のプログラムで多少は対処できる事とは思うのですが、もともとPUZZEROがシームレスに動いていたので、まさかここまで大きなに影響を与えるとは思っていなかった為、今更ですがちょっとショックです。これは近々アップデートで改良しなければなりません。

なんにしても、iPhoneアプリに広告を載せる事には色々なデメリットが付き物のようです。その割にはあまり見返りは期待できないとくると、果たして広告を載せる事がプラスになるのかどうか考えてしまいます。
ただ結論を出すにはまだ早いので、もう少し広告付きアプリの実験は続けようと思っています。

それと実は次回作の予定だったパズルゲームは一旦延期になり、現在無料のシンプルなゲームの制作中です。
色々考えた結果、まずは無料でランキング上位を狙う事にしました。
というのも、やはりまずはスタジオルーペの知名度を上げる事を優先しなければ、
いくら有料アプリを連発してもヒットを当てるのは難しいだろうと思ったからです。
なので今年の最初の目標は無料ゲームでランキング上位を狙う事です!
2010年のスタジオルーペは更に暴走しますよ!!

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