App Store 1周年&今後への期待

7/11/2009 Leo Rivas(リオ・リーバス) 0 Comments

App Store1周年という事で、
このタイミングでスタジオルーペもブログを始める事になりました!

実は前々から「始めよう、始めよう」とは思っていたのですが、
開発ばかりに時間を費やした結果、なかなか実行に移せませんでした...。

ですが作品数も7作になり(現在8作目が審査中)、
一度少し落ち着いて今までの作品を振り返ったりもしながら、
今後の開発の為にも、一度頭を整理する必要性を感じました。

スタジオルーペ自体はApp Storeに参入してまだ半年ですが、
7作出した結果、想像していたより厳しいマーケットだという事を実感しました。
正直、この半年での総合利益は、
コンビニで一ヶ月バイトした方が稼げるようなレベルのモノです(笑)

とはいえ、最近は作品の数も増えてきた事や、
App Store「注目の新作」にEブレインを紹介してもらう機会もあり、
iPhone3GSの発売も影響あっての事か、
少しづつ利益も増えてはきましたし、なんとかApp Storeで生き延びている感じです。

しかし、今後このままのペースでは厳しいですね〜。
当然、スタジオルーペ自体がもっと売れるアプリを作らなければいけないのが
最大の課題になってくるわけですが、
App Store自体にも体制を改善してもらわなければ、
スタジオルーペのような小弱デベロッパーや、
これから参入するであろう新しいデベロッパー達が育つ環境は作れないと思います。

そこで今後のApp Storeに期待する事なのですが、
それはカテゴリー内の更なるジャンル分けです!
これは現在ゲームでのみ実行されている事ですが、早い話、
他のカテゴリーもそろそろジャンル分けしなければいけない時期だと思います。
例えば「電子書籍」なんかは結構ヒドイ状況です。
ランキングは100位までしか表示されないワケですが、
そのうちの多くを同じマンガのシリーズで埋め尽くされてしまっていますよね。
100位内の20本が「サラリーマン金太郎」なんですよ!
サラリーマン金太郎が嫌いとかではないんですけど、
例えるならば、
本屋に並べられている本の1/5がサラリーマン金太郎、みたいな感覚ですよ!

本来、もっと人目についても良いはずの書籍まで埋もれてしまうんですから、
ユーザーにとっても、他のデベロッパーにとってもプラスになっているとは思えません。
本来ならばIn-App Purchase(アプリ内課金)で同シリーズを統一してもらうのがベストですけど、急にそこまで全体をコントロールする事は難しいですし、
せめて電子書籍>漫画>更にジャンル分け、くらい細かく分解してもらえると、
ユーザーとしても求めるモノを探すのが楽になってありがたいハズですよね。
その上、より多くのアプリが何らかの形でランキング内に残れる確率が上がり、
皆にとって理想の環境になると思うんですよね。まあこの問題はAppleもちゃんと考えてはいると思うんですけど...。

なんにしてもApp Storeの今後には多くの人達が期待しているはずですので、Appleにはこれからも頑張って欲しいと思います。
しかし、その前にスタジオルーペはもっと頑張らなければなりませんが(笑)

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